2014年1月(第104号)


新年のごあいさつ

北海道コンピュータ関連産業健康保険組合
理事長  中 村 真 規

 新年明けましておめでとうございます。
 皆さまにおかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 日頃より事業主の方々をはじめ被保険者、ご家族の皆さまにご支援ご協力を賜り厚お礼申し上げます。

 さて、当健康保険組合では、今年新たに3事業所が加入し、総事業所数170社、被保険者数約7,860人、ご家族を含めますと加入者が約13,000人となりました。
 低迷している経済も金融緩和政策等により持ち直しつつありますが、給与所得等が伸び悩み、未だ一人当たりの健康保険料が減少し、一方、医療費は年々増加傾向となっています。
 また、少子高齢化の進展による高齢者等への納付金の増加は止まらず健康保険組合の財政を圧迫しており、負担を続けるには厳しい状況です。

 この様な中ですが、当健康保険組合としては保険の本来の役割である皆さまの健康保持・増進に取り組む為にも、事業主・会員の皆さまと情報を連携し、必要な事業を提供していくよう引き続き心掛けて参ります。

 財政運営は厳しい状況ではありますが、限られた予算の中で会員の皆さまの健康づくりのサポートとして健康診断、メタボ対策における特定健診・特定保健指導の補助、インフルエンザ予防接種費用の一部助成、メンタルヘルス事業として電話及び面接によるカウンセリング等を実施してまいりますので、皆さまにはこれらを是非ご利用頂き、本年も健康にお過ごしいただきたいと思います。

 共済会では、家庭常備薬や健康飲料の斡旋、海外旅行や契約保養所及びJTBの補助、劇団四季ミュージカル鑑賞、北海道日本ハムファイターズ等のスポーツ観戦、健康センター日帰り温泉の助成も大変ご好評をいただいております。
 今後も皆さまのご要望を取り入れながら事業を実施していきたいと思いますので、引き続きご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 本年も、皆様方のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。


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第95回理事会

■出席 理事7名 監事2名 事務局 2名
開 催 日 平成25年12月10日(火)11時
開催場所 JRタワーホテル日航札幌 36階 ほし
審議事項 1.平成25年度上半期事業の実施状況について
2.平成26年度健康保険料率について
3.その他
 本年度の上半期事業状況は、予算どおりほぼ順調に推移しています。
 しかしながら、高齢者医療への納付金増が見込まれており、議題2の見直しについて議論され、次回組合会の議題に提出することになりました。


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平成26年度の健康保険料率が上がる見込みです。

 経済情勢の低迷が続き、健康保険組合の1人当り保険料収入が伸び悩むなか、高齢者医療制度への納付金や、医療費等の支出が年々増加しており、当健康保険組合の財政も未だ厳しい状況となっています。
 別途積立金を取り崩し、健康保険料を極力上げないよう努力してまいりましたが平成26年度も前年に引き続き保険料率の引き上げが避けられない事が想定されます。

 詳細は組合会で決定次第お知らせいたしますので、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。



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 「健康保険組合の存続なくして皆保険の維持なし!」をテーマに「平成25年度健康保険組合全国大会」が11月22日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されました。
 同日の大会には、健保組合関係者ら約4,000人が参集。「前期高齢者医療への公費投入の早期実現」など4項目の決議を満場一致で採択しました。

 現在、健康保険組合は1,419組合、加入者は企業などのサラリーマンやその家族を合わせ約3,000万人にのぼります。国民の4分の1が加入している計算で、皆保険制度の一翼を担っています。
 ところが、人口減少を伴う少子高齢化の進展や社会経済状況の変化が健康保険組合の運営に大きな影響を及ぼしています。なかでも最大の要因は、健康保険組合が高齢者医療制度に対して支払う支援金や納付金の拠出金負担です。これらの拠出金は、企業の事業主や現役世代の被保険者が健康保険組合に支払う保険料を原資としていますが、2008年度に創設された高齢者医療制度は、健康保険組合に過重な負担を求めるものとなっており、健康保険組合全体では保険料収入の半分近く、組合によっては5割以上が拠出金に充てられています。
 このため、健康保険組合財政は悪化し、12年度まで5年連続の決算赤字となり、この間、多くの健康保険組合が負担に耐え切れず解散しています。皆保険制度の礎を作った健康保険組合が破たんの危機に瀕しているのです。

 こうした状況に対し、健保組合・健保連は、高齢者医療制度の改革を提案しています。提案の柱は、負担構造の見直しと負担に耐え得るための医療費の適正化です。負担構造の見直しは、とくに65~74歳の前期高齢者医療に公費(税金)を投入し、現役世代の負担に過度に依存する仕組みを改善すべきとの主張です。

 今や健康保険組合にとって改革の先送りは決して許されない状況にあります。今回の決議は、皆保険制度の堅持と健康保険組合の存在意義を訴えるものとなりました。
 

1.「前期高齢者医療への公費投入の早期実現」
2.「高齢者医療の負担構造改革と持続可能な制度の構築」
3.「持続性ある制度に不可欠な医療費適正化の推進」
4.「保険者機能を発揮できる健康保険組合方式の維持・発展」

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 今年で11回目となったソフトボール大会に14チームおよそ280名の選手の皆さんが参加されました。予選大会から天候に恵まれず、グラウンドのコンディションが悪い中での試合もありましたが、予選、決勝ともに熱戦が繰り広げられました。
 決勝戦は、昨年同様、決勝トーナメントの常連チームである、昨年優勝の(株)HBAチームと、昨年準優勝の(株)北海道日立システムズAチームの戦いとなりました。序盤から点を重ねていった(株)北海道日立システムズAチームに、じりじりと追い上げを見せた(株)HBAチームでしたが、(株)日立システムズAチームの勢いはおさまらず、13対6で(株)北海道日立システムズAチームが優勝いたしました。また、昨年度は雨で予選中止となり、今年度初出場の(株)ヴァックスラボチームが、(株)北海道CSKチームとともに3位となりました。
 試合結果は以下の通りです。




平成25年8月31日(土)・・予選トーナメント(一日目)
平成25年9月 7日(土)・・予選トーナメント(二日目)
平成25年9月14日(土)・・決勝トーナメント
予選=石狩川河川敷球場
決勝=札商メモリアルグラウンド
優 勝 株式会社 北海道日立システムズA
準優勝 株式会社 HBA
3 位 株式会社 北海道CSK
  株式会社 ヴァックスラボ


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交通事故など他人からの被害(第三者行為)でケガをした場合は?

必ず健保組合に届出が必要です

 交通事故など(車・バイク・自転車等の事故)第三者の行為によるケガで、治療が必要になった場合は一時的に治療費の立て替えとして健康保険証を使うことができます。
 その後、かかった医療費は被害者に代わり当健康保険組合が加害者または加害者が加入している損害保険会社へ請求することになりますので、けがをした場合は当健康保険組合へ必ず連絡し「第三者行為による傷病届」(交通事故の場合は事故証明書も添付)が必要になります。

 注意 ケガの大小にかかわらず、その場で示談はしないでください。
     安易に示談をすると医療費の請求ができくなってしまう恐れがありますので、ご注意ください。



仕事中・通勤途上のケガや病気は?(業務上や業務に原因があると認められる場合)

労災保険から保険給付が行われます

 仕事中・通勤途上のケガや病気は、労災保険で給付されますので、病院で治療を受けるときは、医療機関窓口または診察した医師に伝えましょう。

会社の担当者にも連絡しましょう。


 みなさまから納めていただいた健康保険料(自己負担)で医療費は支払われています。保険料等の負担をできるだけ増やさないようにするためにも、適切に受診しましょう。
 当健康保険組合から「負傷の原因について(照会)」等がありましたら、ご回答にご協力をお願いいたします。

北海道コンピュータ関連産業健康保険組合
〒060-0042 札幌市中央区大通西16丁目1-24
tel 011-633-8353 医療係

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 任意継続被保険者の標準報酬月額は、資格喪失時の月額が適用されますが、最高標準報酬月額は健康保険法第47条第2項の規定により平成25年9月30日における当健康保険組合の全被保険者の平均標準報酬月額とし、26年4月1日より適用することになっております。
 従って、当健康保険組合の任意継続被保険者の最高標準報酬月額は前年度と同額の32万円と決定されました。

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 コンピュータ健康保険組合では、インフルエンザの予防接種費用を1人につき2,000円まで助成しています。
インフルエンザが流行るこの時期、予防または感染しても重症化しないように予防接種を受ける方はお早めに・・。


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こんなとき、『コンピュータ健保からだとこころの健康相談』を利用してみませんか?

利用者からお礼の手紙が届いています。
 主人が人間ドックを受けた際、胃にポリープがあると言われました。そのことを友人に相談したら「そういう時はガンのことが多いそうよ!」と言われ、私は心配で眠れない夜が続きました。
そのうち主人も気にし始め受診してみたのですが「”ポリープがあるが薬はいらない”とだけ説明があった」とのことで、ホントに大丈夫なのかなー、と大変不安がっていました。そこでおっかなびっくり「健康相談」に電話相談したところ、専門医の方が丁寧に分かりやすく説明して くださり「なぜ定期的な検査をしながら経過観察で大丈夫なのか」が充分理解でき、主人も私もとても安心できました。

 深夜5歳の息子が風邪をひき発熱しているので静かにさせていたが、夜中に「耳が痛い」また、「耳がヒューヒューする」と言ってきたため「健康相談」に電話で症状を話したところ専門医が「症状から言って、中耳炎のようですが激痛でなければ今晩は安静にして患部を冷やして、いつも使っている鎮痛解熱剤を使ったほうが良いでしょう」とアドバイスをしてくれました。
初めてのことでまた、耳ということでとても心配をしましたが、いつでも相談できることのありがたさを感じました。
『コンピュータ健保からだとこころの健康相談』
フリーダイヤルまたはwebでご利用になれます
フリーダイヤル・ユーザー名・パスワードにつきましては健保だより26年1月号をご覧ください
●からだの電話相談
電話 24時間受付・年中無休
 ◆病気・育児・介護など健康全般についてお気軽にご相談ください。

●メンタルヘルス相談
 電話 9:00~22:00 年中無休 / WEB 24時間・年中無休(返信は数日を要します)

●面談カウンセリング予約受付
 電話 月~金 9:00~21:00 土曜日 9:00~16:00(日曜・祝祭日・12/31~1/3除く)
 WEB 24時間・年中無休(受付後、日程調整のお電話をさせていただきます)
 ◆心理カウンセラーによるメンタルヘルス相談をご提供いたします。
 ◆必要に応じて日本全国のカウンセリングルームで、面談カウンセリングをご提供いたします。
 (委託先:ティ-ペック(株))
 海外からのご相談は承れません、あらかじめご了承ください。


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