健保だより2012年7月号

2012年7月(第98号)

・第9期組合会議員・理事等役員

・第65回組合会

・収入支出決算

・決算概要表

・健康保険料の決め方Q&A

・整骨院・接骨院の正しいかかり方

・上手な医療機関のかかり方
 あなたは毎年受けていますか?
 上手な医療機関のかかり方


・新しく加入された事業所・ぽすぴたる・こころの健康相談

   

任期 平成24年4月7日~平成27年4月6日
選出された議員及び理事等役員は次のとおりです。今後3年間当組合の運営にご尽力
いただくこととなりましたので、皆さま方のご協力をよろしくお願いいたします。

     
   
理 事 長 (選定) 中 村 真 規 (株)デジック
常務理事 政 也 園 子 北海道コンピュータ関連産業健康保険組合
理   事 黒 澤 秀 行 インパルス(株)
伊 藤 尚 樹 (株)HBA
(互選) 村 上 由 彦 (株)エルムデータ
平 島 孝 敏 (株)テクタス
田 中 武 久 (株)エスイーシー
濱 出 隆 子 (有)トウワ電子工業
選定議員 (監事) 松 井 文 也 (株)アジェンダ
冨 樫   淳 システムマインズ(株)
山 田 二 郎 (株)シーズ・ラボ
里 見 英 樹 (株)メディア・マジック
武 田 嘉 浩 (株)ブリッジ
互選議員 (監事) 欠 員
豊 田 公 弘 (株)アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング
菅 野   満 システムデザイン開発(株)
千 葉 博 人 (株)徳川システム
大 塚 裕 造 (株)フレックスジャパン
※ 6月19日付で1名欠員となっております。 (順不同、敬称略)
   
     
 

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■ 開 催 日 平成24年7月11日(水) 11時
■ 開催場所 JRタワーホテル日航札幌 36階 「つき」
■ 審議事項
  1. 平成23年度事業及び収入支出決算について
    平成23年度監査報告
  2. 平成23年度支出予算同一款内の項間の流用について
  3. 準備金限度内部分かかる積立計画について
  4. 理事長専決事項について
  5. その他
議案1から5について原案どおり承認されました。


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 北海道コンピュータ関連産業健康保険組合の平成23年度事業と収入支出決算状況 (一般・介護)につきましては、去る7月11日(水)開催された第65回組合会において審議され、全員一致のうえ承認決定されました。

 平成23年度の決算は、保険料の引き上げ(0.8%)や被保険者数が前年度より年平均で570人増加したこと等により保険料収入が増となりましたが、平均標準報酬月額は4,300円の減となっています。医療費につきましては、被保険者1人当前年比で3,290円の増となり、被扶養者は822円の減でしたが、高齢者等を含めた総体では5,038円(前年比+2.7%)の支出増となりました。レセプト点検などの医療費の節約に努めましたが、別途積立金2億9千万円を繰り入れて4,100万円強の決算残金となりました。
 収入では、事業主とみなさんに納めていただいた保険料が26億5,987万円で、収入全体の87.3%を占めています。

 一方支出は、みなさんやご家族の方が病気や怪我をしたときの医療費や傷病手当金・出産育児一時金といった各種現金給付等に充てられる保険給付費が支出全体の46.9%(前年度48.0%)前期高齢者納付金等の拠出金は44.9%(前年度42.9%)を占め、これらの合計額は約27億6千万円で、実に保険料収入の104.4%(前年度107.2%)となりました。健康診査を中心とした保健事業では、支出全体の4.6%でした。

 介護勘定につきましては、当組合が国に納付する介護給付費が1億7,585万円で、昨年度より1,813万円の増となっております。

 今後も、急速な高齢化社会等による医療費・納付金の増大に対し制度の見直しを期待するところではありますが、医療費の適正化や保健事業の充実など保険者機能を十分発揮し、健全な組合運営が維持できるよう、より一層取り組んでまいります。
 事業主・組合員の皆さまにおかれましては引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


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■一般勘定 単位=千円
科   目 収 入 決 算 額 科   目 支 出 決 算 額
健 康 保 険 料
(国庫負担金収入含)
2,661,518 87.33% 事    務    費 58,863 1.96%
調 整 保 険 料 41,819 1.37%  保  険  給  付  費
   法 定 給 付 費
   付 加 給 付 費
1,410,760
1,402,760
8,000
46.93%
46.67%
0.27%
繰   越   金 16,169 0.53%
繰   入   金 291,191 9.55%  納    付    金
   前期高齢者納付金
   後期高齢者支援金
   老健・退職拠出金
1,349,905
622,404
599,009
128,492
44.91%
20.71%
19.93%
4.27
国庫補助金収入 1,655 0.05%
財政調整事業交付金 25,172 0.83%
雑   収   入 10,097 0.33%
      保 健 事 業 費 140,016 4.66%
財政調整事業拠出金 41,505 1.38%
還付金・連合会費 1,844 0.06%
積 立 金 繰 入 2,220 0.07%
そ    の    他 730 0.02%
合    計 3,047,621 100.00% 合    計 3,005,843 100.00%




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健康保険料の額はどのように決まるのでしょうか?  
  みなさんの健康保険料は、会社から支払われる給料の総額(報酬月額)を一定の範囲の47等級に区分した「標準報酬月額」に当てはめて決められます。
この標準報酬月額に健康保険組合で決められた保険料率(現在は8.4%)を掛けた額が毎月の保険料となります。
 
 

 


標準報酬月額はどのように決まるのでしょうか?  
  標準報酬月額は、毎年4・5・6月(3ヶ月間)の給料の平均額をもとに決められ、9月から翌年8月まで使われます。
ただし、昇給などで給料が大幅に変動し、実態に合わなくなった場合は、臨時に決め直されます。
 
 

 


報酬月額の対象となるものは?  
  報酬月額は、基本給や住宅手当、残業手当、通勤手当など名称にかかわらず、労働の対価として支払われるすべてのものを含みます。  
 

 


4・5・6月に支払われた給料の平均が319,666円の場合の保険料額は?  
  320,000円(標準報酬月額)×8.4%(保険料率)=26,880円
健康保険料は事業主と被保険者で折半となりますので、13,440円がそれぞれの負担額となり、 9月から翌年8月分の保険料として毎月の給料から引かれることになります。
 
 

 今年も、被扶養者の資格調査(検認)を行います。
 この資格調査(検認)は、厚生労働省の通達に基づき、健康保険組合の被扶養者としてすでに認定されている方が、今後も引き続きその資格があるかどうかを確認するものです。
 認定基準は厳しい要件となっていますが、就職や収入増などで被扶養者の要件を満たさなくなった方を認定すると、健康保険組合の財政に大きな影響を与え、将来的には保険料を値上げせざるを得ないなど、皆さまの負担増へとつながってしまいます。
 再認定の対象となる方には、秋頃に事業所経由で調査票をお送りしますので、期限までに提出していただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。

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 整骨院・接骨院は病院ではありません。整骨院での施術(治療)は柔道整復師が行っていますので『健康保険が使える治療・使えない治療』に分かれています。施術前にしっかり確認しましょう。
 健康保険が使えない治療に保険給付が行われると、みなさまが負担する健康保険料の増加につながることになりますので、正しい受診にご協力願います。


整 骨 院 ・接 骨 院 で 健 康 保 険 が 、

使えるのは

    ○急性(ぶつけた、捻った等)の負傷
    ○亜急性(反復、持続、急な負担等によって徐々に痛みや腫れが出現)の負傷
      これらによる
      ・骨折、不全骨折、脱臼(応急処置を除いて医師の同意が必要)
      ・打撲、捻挫、挫傷

使えないのは

    ○外傷性ではない、疲労・加齢等による慢性的な痛み・・・肩こり、腰痛、関節痛等
    ○スポーツ後のクールダウン、仕事・家事等の疲労回復のためのマッサージ
    ○同じケガで、病院でも治療を受けている場合
    ○内科的疾患・・・リウマチ、関節炎、脳疾患の後遺症などの慢性病等
     医療機関で診察を受けましょう
    ○仕事中、通勤途中の負傷
     労災保険の対象となる場合がありますので勤務先へお問い合わせください


整骨院にかかる際にご注意ください
  • 皮膚損傷(出血等)がある場合は整骨院で治療できません。
  • 負傷の原因、負傷年月日は柔道整復師へ詳しく正確に伝えましょう。なお、交通事故による負傷の場合は、当健康保険組合へご連絡ください。
  • 『療養費支給申請書』に署名する際は、負傷原因、負傷名、施術(治療)日数金額等をしっかり確認のうえ必ずご自分で署名や捺印をしましょう。
  • 領収書は必ずもらい、当健康保険組合がお送りしている医療費通知(毎年3月頃送付)で確認しましょう。
  • 治療中(治癒するまで)は柔道整復師の指示に従い療養し、早期の治癒を心がけ、長期にわたって症状が改善しなければ医師の診察を受けましょう。内科的病気が隠れていた場合、検査のできない整骨院・接骨院では病気の発見が遅れてしまう場合があります。

柔道整復施術療養費の適正化のため、当健康保険組合から負傷原因や施術内容等に
ついて照会することがありますので、ご協力ください。


手続き等でご不明な場合は、当健康保険組合までお問い合わせください。
TEL(011)633-8353


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安心で、より効果的な医療をうけるため、ちょっとした工夫でムダな医療費を減らすことができます。
つぎの点に注意して、上手に受診しましょう。




あなたは毎年受けていますか?健康診断と特定保健指導
当健康保険組合では、健康診断を受診後に生活習慣の見直しが必要な方へ『特定保健指導のご案内』をお送りしています。
健診を受けずにいると気づかないうちに生活習慣病になる場合があります。
生活習慣病になると日常生活に支障をきたすだけでなく、医療費も高額になります。
また、治療にかかる時間は健康診断や特定保健指導に比べると何倍にもなるのです。

健康診断、特定保健指導は必ず受けて、みなさまの健康づくりにお役立てください。

特定保健指導とは?
無料 健康診断を受けたあとに、保健師などの健康管理のプロが生活習慣病改善のために健康づくりをサポートする保健指導のことです。
特定保健指導を受けないとどうなりますか?

 平成24年度の特定健診の受診率や特定保健指導の実施率が低い健保組合等には、後期高齢者医療制度への支援金が増額されます。 この支援金が多くなると健保組合等の財政は更に苦しくなり、みなさまに納めていただいている健康保険料の引き上げが余儀なくされる場合もあります。

皆さま自身の健康と、医療保険制度を守るため、特定保健指導の対象者に選ばれた方は必ず指導を受けて健康づくりに活用しましょう。


◎健診のご案内については、健保だより2012年4月号をご覧ください。
被扶養者(家族)の方へは4月に「健診のご案内」を送付しています。
ご不明な点は、当健保組合までお問い合せください。(TEL011-633-8353)



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事  業  所  編  入
24年 4月 (株)ユー・エス・イー 札幌市清田区平岡7条4丁目7番6号
  (株)エ-・エル・ピー 滝川市流通団地2丁目1番42号
24年 7月 (株)イークラフトマン 札幌市中央区北3条西18丁目2-10
  (株)HARP 札幌市中央区北1条西6丁目1番地2
「コンピュータ健保こころの健康相談」
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フリーダイヤル・ユーザー名・パスワードにつきましては「健保だより24年7月号」をご覧ください。
こんなとき、お電話ください。
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◆必要に応じて全国のカウンセリングルームで、面談カウンセリングをご提供いたします。 (委託先:ティーペック(株))

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