健保だより2006年1月号

2006年1月(第72号)


・新年のごあいさつ

・第70回理事会

・任意継続被保険者の平成18年度
標準報酬月額が決まりました。


・あまりにも不公平な
高齢者医療改革案にNO!


・広告-事業所の編入-

・インフルエンザが流行の兆しです

・北海道IT推進協会
ソフトボール大会開催

 
・朝食で寒さに負けないからだをつくる


新年のご挨拶

北海道コンピュータ関連産業健康保険組合

理事長 中村 真規

 新年明けましておめでとうございます。

 皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 当組合設立以来18年目の新春を迎えることができました。これもひとえに事業主の方々をはじめ被保険者、ご家族の皆さんのご支援ご協力の賜と厚くお礼申し上げます。

 現在、当組合は保険料率を政府管掌健康保険より1000分の6低い1000分の76に下げて事業運営をしており、この好影響もあって本年度は新たに18事業所が加入し体制もさらに拡大しているところです。

 一方、政府より医療制度改革大綱が出され、平成20年には各健保組合にとっても大きな変革を強いられるような自体も予想されております。

 当組合としましては、変化に耐えられる足腰の強い組合を目指し事業展開を行っているところであり、皆様の更なるご協力をお願い申し上げます。

 また、被保険者数が増えたことにより収入が増加していますが、支出の医療費も年々増加傾向にあります。しかしながら、17年度決算見込みでは収支バランスの取れたものとなる見込みです。

 保険事業では、引き続き健康診断やインフルエンザ予防接種への補助の他、メンタルヘルス事業として、電話および面接によるカウンセリングも実施しておりますので、皆様にはこれらをぜひご利用いただき、生活習慣病等にかからないよう健康にご留意いただきたいと思います。

 共済会も、契約保養所の助成を一律6,000円にしたところ利用者が増え、ディズニーリゾートへの補助や2年目の事業となります日本ハムファイターズやコンサドーレの観戦もご好評をいただいており、その他の事業も順調に推移しております。

 今後も皆さんに喜ばれる事業を実施していきたいと思いますのでご協力ご支援をよろしくお願い致します。

 本年も、皆様方のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせて頂きます。


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第70回理事会

開催日 平成17年12月7日(水)10時
開催場所 札幌全日空ホテル 23階 桂の間
出席理事 7名
関係者 2名
審議事項
 1. 平成17年度上半期事業の実施状況について
 2. 医療制度改革について
 3. その他

 本年度の事業状況は、事業所編入等により被保険者が増加しほぼ順調に推移している。
 しかし、17年12月政府与党医療改革協議会より出された「医療制度改革大綱」によると平成20年度より、拠出金に代わり 高齢者医療制度への財政調整金が膨大になると思われ、当組合の財政に大きな影響があるものと思われます。



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任意継続被保険者の平成18年度標準報酬月額が決まりました。

 任意継続被保険者の標準報酬付額は、資格喪失時の月額が適用されますが、最高標準報酬月額は健康保険法第47条第2項の規定により平成17年9月30日における当組合の全被保険者の 平均標準報酬月額とし、18年4月1日より適用することになっております。
 したがって、当組合の任意継続被保険者の最高標準報酬月額は前年度と同額の32万円と決定されました。

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あまりにも不公平な高齢者医療改革案にNO!

 先般発表された厚生労働省の医療制度改革試案の中で、新たな高齢者医療制度の仕組みについて、65歳と75歳で高齢者を区分した複雑な制度とする考え方が示されました。

 これは、健保連が従来から主張している年金や介護保険と同様に65歳以上の全ての高齢者を給付対象者とする案とはかけ離れたものでした。

 さらに政府自らが廃止を決定していた拠出金も財政調整という形で実質的に存続するなど制度の持続性を左右する財源問題の解決が放置されていることから、 健保連は直ちに会長生命を通じて厚生労働省の高齢者医療改革案に「反対」の姿勢を明確に打ち出しました。

 高齢者を支えるためには、下ね規世代の負担がある程度重くなることは仕方ありませんが、そのあり方は公平で国民が納得できるものでなければなりません。

 しかし、試案による新制度の下では、健保組合に加入する約3000万人のサラリーマン世帯の負担だけ出が1人当たり8,000円,全体で2,200億円と大幅に増加する試算結果が示されました。

 特に問う健康保険組合は、平均年齢も若く高齢者の人数が少ない、また高齢者の医療費が高いことから、多額の財政調整が求められると思われます。

 一方、市町村国保や政管健保などのその他の医療保険制度と国庫負担は軽減されることになっています。

 さらに医療機関の収入となる診療報酬と社会経済の動向を示す色々な指標を比較すると、診療報酬だけがここ数年依然として高い水準で推移しています。

 今後、高齢化の一層の進展にともない、高齢者の医療費がこのまま増え続けていけば、現役世代が保険料負担に耐えられなくなるのは確実です。その意味で医療費の適正化策も重要な課題の1つなのです。

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広告-事業所の編入-

「事業所の編入」
18年1月 株式会社エスイーシー 函館市末広町22番1号

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インフルエンザが流行の兆しです

 風邪の季節が到来しました。
 皆様いかがお暮らしですか?
 さて、今回は「インフルエンザと風邪」についてのアドヴァイスをお送りします。
 健康管理の参考にしていただければ幸いです。

 風邪は誰もが年に数回、感染するポピュラーな病気です。
 主として鼻、のど等に症状があらわれ発熱をともなうこともあります。経過はゆっくりと進みます。
 これに対してインフルエンザは38から40℃の高熱と関節痛や全身の倦怠感を伴い、人から人へ急速に広がります。経過は急激な高熱で始まります。
 インフルエンザは重症化すれば死亡する場合もあります。
 日本では平成11年、15年にインフルエンザによる志望者が多く見られました。
 インフルエンザの重症化しやすい人は、高齢者や幼児、妊婦、慢性的に肺や呼吸器や心臓に病気を持っている人、糖尿病や肝臓病の人です。
 やはり慢性疾患を持病にしないようにごろから自分の健康管理に対する意識がとても大切です。
 例えば、皆様は毎年健康診断を受けていますが、検診後の結果をしっかり見てください。
 再検査や精密検査が必要と判定されたら、信頼できる主治医にまず相談してください。また、医師や保健士のアドヴァイスは必ず読んで下さい。
 健康診断は経過を見ることも大切です。(5年前と比べてどう変化したか等も重要です。)
 話が少しそれましたが、風やインフルエンザにかからないためには、
  ○ 生活を規則的に
     特に食生活、睡眠、運動、この3点は基本的なことですが、
     バランスの良い食事、良い睡眠、適度な運動はできるだけ確保しましょう。
  ○ タバコ・・・・・・なるべく禁煙を!!
  ○ 人ごみや繁華街への外出は出来るだけ控える
  ○ 外出後は手洗い、うがいを必ずする。
  ○ 室内の換気と適度な湿度の確保(50%~60%)
 以上ですが、もし体調代わりと気は決して無理をしないことも大切です。
 特にインフルエンザは、人に感染させる力の強い病気です。
 かかったなと思ったら、早めに病院に行きましょう。
 (発熱して48時間以内ならインフルエンザウィルスの増殖を抑える内服薬があります。)

 次回は4月に又お目にかかりましょう。
保健士 英 雅子
 


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北海道IT推進協会 ソフトボール大会開催

 今年で3回目となった北海道IT推進協会のソフトボール大会に17社のチームが参加し、9月23日、24日(予選:北洋銀行月寒グラウンド)、10月1日(決勝:NTT白石球場) の日程で行われました。
 練習した成果からか、小雨混じりの悪天候の中でも好プレーが続出し、行われたすべての試合で熱戦が繰り広げられ、大きな声援が飛び交っていました。

優勝    ㈱北海道電子計算センター
準優勝    ㈱ルーセントスクエア
3位    ㈱アジェンダ
NTT日本 北海道支店

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朝食で寒さに負けないからだをつくる

 冬が好きな方でも,朝,布団から出るのはつらいなあと感じる季節になりました。冷え性の方ならなおさらです。
 私たちの体温は、一日を通して一定ではありません。脳や内臓、筋肉活動が低下している睡眠中の体温は、活動している 昼間より約一度も下がります。この少し冷えた体も、身支度などをしているうちに上がるのですが、効率よく体温を上げ、 午前中を気持ちよく動くためには,朝食が役立ちます。
 これは、食事をすると体が温まる「食事誘発性耐熱産生」(DIT)という反応があるからです。夏にはうれしくないこの仕組み も、冬はありがたいものです。
 DITは栄養素によって異なりますが、一番高いたんぱく質のDITを15とすると、炭水化物は5、脂質は3の力しかありません。
 ですから朝食では、体を温めるためにもたんぱく質を含む卵料理や魚料理、肉料理、大豆料理を主材料とする主菜料理を何か一 品取ると良いのです。
 加えて、たんぱく質が多い牛乳やヨーグルト、チーズもとれれば効果はアップします。冷たい牛乳では返ってお腹が冷えてしまう方も、 ホットミルクや温かいコーヒー、紅茶に加えるのなら大丈夫ではないでしょうか。起きたらすぐにレンジでホットミルクを作り、飲みなが ら身支度をすれば、体もすぐに温まります。また野菜スープに牛乳を加えても良いでしょうし、サラダにチーズを和える、野菜や芋類のチーズ焼き という方法もありますね。
 この効果をさらに高めるのが野菜や芋、海草・茸を主材料とした副菜料理です。とくに色の濃い野菜に含まれるビタミンEは、過酸化脂質を分解して 血行を良くしてくれますから、血行障害から来る肩こりや痔、しもやけ、冷え性の症状改善が期待できるのです。
 そしてやはりビタミンEの多い玄米・胚芽米ご飯がつけば寒さに強くなれそうです。  

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