健保だより2003年10月号

2003年10月(第63号)
・9月からの保険料は新しい標準報酬月額で負担

・かかりつけの家庭医がいれば安心

・10月は健康強調月間です

・北海道IT推進協会大ソフトボール大会

・健康保険組合事務局の体制

・料理【ぶり大根】

  9月からの保険料は新しい標準報酬月額で負担

 当組合は、皆さんや家族の方が業務外の病気やけがで受診したときの医療費、各種現金給付費、大きな支出負担となっている老人医療費などの拠出金、また病気の予防、健康づくり等の事業、並びに介護保険料の招集業務を行っています。
  これら事業の財源は、皆さんと会社(事業主)から毎月納めて頂いている保険料です。

標準報酬にあてはめて決定

 保険料は、標準報酬という標準になる月額を決め、みなさんの給料をこれにあてはめて保険料や傷病手当金、出産手当金の計算が出来るようになっています。

定時決定(算定基礎届)

 皆さんの標準報酬は、毎年1回事業主から提出される算定基礎届けにより4月・5月・6月に支払われた給料を平均した額をもとに標準報酬月額表に当てはめて決められます。
 決められた保険料は原則として、その年の9月1日から翌年8月31日までの1年間適用され、毎月の給料から差し引かれます。
 当組合の健康保険料率は現在82/1000、介護保険料率は8.2/1000(40歳以上60歳未満)で皆さんと会社が折半で負担し、ボーナスからも同様の料率で保険料が徴収されます。(折半)

(保険料の計算例)
※標準報酬月額等は事業主から通知されることとなっております。
4月・5月・6月3ヶ月の給料の平均額が250,000円の場合
標準報酬月額 260,000円で16等級となります
1ヶ月の保険料 260,000×82÷1000=21,320円
(皆さんと会社が毎月10,660円ずつ負担し、介護保険料納付者はさらに毎月1,066円ずつ負担)

保険料の控除は10月から

 保険料の控除は当月支払われる給料から前月分の保険料を控除することとなっていますので、新しく決定された標準報酬月額による保険料は10月に支払われる給料から控除されます。

随時改定された方

 昇給などで毎月もらう給料に大幅な変動(2等級以上の差)が合ったときはその都度標準報酬月額が改定されますが、7月、8月、9月のいずれかの月で改定された場合と6月1日以降に入社された方は、定時決定は行わず、原則としてそのまま翌年の8月31日までの標準報酬月額となります。

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かかりつけの家庭医がいれば安心です

あなたを知っていることが、治療を的確にします

 近所に、かかりつけの家庭医を持つようにしたいものです。
 とくに、子どもや高齢者、病弱な人がいる家庭では。家族の体質まで知っている家庭医がいれば安心です。
 家庭医になってもらうための条件は、
  1.地理的に近くて便利なこと。
  2.いつも特定の医師がいること。
  3.専門が内科であれば便利(必ずしも内科でなくて良い)。
 家庭医には、病気の時だけでなく普段から自分や家庭の健康について相談にのってもらうようにしましょう。

大きな病院には、家庭医の紹介でかかります

 大きな病院にかかれば安心だと思っている人がいますが、病気の治療で大切なのは、患者にあった治療を丁寧にしてくれる医者にかかることです。
 まず、かかりつけの家庭医にみてもらい、その医師の判断に従う方がよいのです。もし、家庭医が大きな病院にかかる必要があると判断すれば、専門医や大きな病院を紹介してもらいます。
 大きな病院にかかるときには、やむをえない緊急な事情がある場合を除いて、かかりつけの家庭医の診断を受けてからにしましょう。

まずかかりつけの医者にみてもらい、紹介を受けてから大きな病院に

 まずかかりつけ医者にかかり、必要な場合は病状にあった医療機関を紹介してもらう「かかりつけ医機能の強化」と、医療機関の役割分担を明確にする「機能分化」が進められています。
「3時間待って3分診療」が問題になっている大病院では、200床以上の場合、医師の紹介状無しで受診すると特別料金を徴収して、一極集中を是正する措置がとられています。
 また、高度な医療設備をもった「特定機能病院」や長期療養者のための「療養型病床群」、家庭医から紹介された患者を主に扱う「地域支援型病院」などは、機能分化を進めた結果、特徴的な性質を備えています。

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10月は健康強調月間です

 10月は健保連及び健康保険組合が定めた結構強調月間です。
 この行事は健康づくりにカンする各種事業の実施を通じて、明さんの健康の保持・増進を図るとともに、広く全国民自らの健康について関心を高め、健康で明るい職場と家庭を作り上げることを目的に毎年実施しているものです。

あなたがつくる 自分の健康

 今年のスローガンも昨年に引き続き「あなたがつくる自分の健康」。自分の健康は他人任せにせず、自らの手でつくりあげたいものです。
 健康寿命を延ばすことは「健康日本21」のテーマでもあります。いつまでも健康で楽しく人生を送るにはどうしたらよいか、一緒に考えていこうではありませんか。

気づいてる?身体が出してる 赤信号

 身体に何らかの不調があるときは、それを知らせるシグナルが発せられていることが多いものです。
 しかし、忙しさに追われて見過ごしてしまうことはありませんか。健康診断やドックなどの他にも、自分の身体と向かい合うことで体の不調を早期に発見できることもあるのです。
 早期の発見は治療の第一歩です。まずはこの健康強調月間を機会に、自分の身体に関心を持つように心がけて頂きたいものです。

ウォーキング 季節を感じて リフレッシュ

 生活習慣病予防に、また体力づくりにも手軽な健康法”ウォーキング”。一度や二度でやめてしまうのではなく、せひ習慣にして頂きたいものです。
 運動しながら四季を感じられるのは施設や器具に頼らないウォーキングなればこそ。運動にくわえ季節の変化を感じることで心も身体もリフレッシュしませんか。

ストレスは 作るな 貯めるな 与えるな

 目に見えず蓄積し、あなたの健康を蝕むストレス。あまり貯め込みたくないものではありますが、ストレスは一人で予防できるものではありません。特に職場では上下や横の人間関係が原因となることがあります。
 ストレスを作らない、貯めないというのは自分の健康管理に欠かせません。そして、そこから一歩踏み込んで他人にも与えないように心がけたいものです。あなたのまわりからストレスをなくし、健康で明るい職場を作ろうではありませんか。

食卓に 家庭の笑顔 もう一品

 健やかな生活に酔い食生活は欠かせません。良い食生活には栄養面でバランスの取れた献立ももちろん大事ですが、時間や回数などといった、食事の取り方も大事です。
 ところで、家族そろって食事することが週に何度ありますか。今日では、価値観が多様化し家族同士の生活時間がそろわなくなってきているようです。家族そろって楽しく食卓を囲むことは、なにより心の栄養です。心と身体に家庭で栄養補給して元気にすごしたいものです。

毎日実践 食後の歯みがき

 歯は大事とよく言われてますが、ただ漠然と考えている人が多いのではないでしょうか。食事を美味しく食べるには20本の歯が必要と言われますし、歯の本数と健康状態が比例するといった調査結果もあります。
 大事な歯の手入れは、歯みがきが基本。特に丁寧に磨くことが大切ですが、食後に行うとより効果的です。”食べたら磨く” この習慣を毎日続けることで健康な歯をいつまでも保ちたいものです。

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第1回 北海道IT推進協会 大ソフトボール大会

 9月6日(土)豊平側雁来健康公園・月寒北洋グランド、7日(日)札幌ドームにおいて、2日間にわたり北海道コンピュータ関連産業健康保険組合協賛のもと、「平成15年度(社)北海道IT推進協会大ソフトボール大会」は24社24チームの参加により盛大に開催されました。
 今回は情報産業関連業界が大同団結し、15年春に結成された北海道IT推進協会の第1回目のソフトボール大会であり、記念すべき1ページでもあります。
 初日の予選は雨が心配された天候でしたが、時間を追うごとに回復し、それに伴いゲームも白熱した好ゲームが展開されました。
 2日目は予選を勝ち抜いた8チームがあこがれの札幌ドームを借り切って、人工芝の上での決勝トーナメントが行われました。
 決勝では(株)BU電研のホームラン攻勢で(株)NTT東日本を撃破し、初代チャンピオンに輝きました。
 参加された24チームの選手の皆さんは、日頃の運動不足やストレスを解消する楽しい一日になったことと思います。
 入賞されたチームにおかれてが本当におめでとうございます。

優勝 (株)ビーユー電研
準優勝 (株)NTT東日本
第3位 (株)北海道CSK
第4位 (株)北海道電子計算機センター
第6位 (株)エイチ・アイ・ディ、(株)ソラン北海道、(株)アジェンダ、(株)日本システムコンサルタント
予選3位 (株)日本トータルシステム、(株)経調北海道、(株)パブリックリレーションズ、ダットジャパン(株)
予選4位 (株)デジック、(株)システムデザイン開発、(株)ブリッジ、(株)テクノラボ
予選5位 北海道日本電気ソフトウェア(株)、(株)ウィン・コンサル、(株)データクラフト、(株)つうけんアドバンスシステムズ
予選6位 (株)ミクロスソフトウェア、コスモシステム開発(株)、札幌オフィスコンピューター(株)、パナソニックSSエンジニアリング(株)

 

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健保組合事務局の体制

8月1日付をもって森山良子さんが勤務することになりました。
今後、下記の体制で事務を担当して参りますので、宜しくお願いいたします。

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料理

【ぶり大根】

  ●1人分  294Kcal

材料
ぶりのあら 
大根


濃口しょうゆ
みりん
砂糖
ゆず

(4人分)
500g
2/3本
200cc
100cc
50cc
50cc
5g
適量

作り方

  1. ぶりは大きめのぶつ切りにし、熱湯にくぐらせて水に落とし、
    鱗や血を洗い流しておく。
  2. 大根は2cmの輪切りにし、皮をむく。
  3. 2の大根を耐熱皿に入れ、ひたひたに水を張り、
    ラップをかけ電レンジに5分かける。
  4. 鍋にぶりと大根・水・酒・濃口しょうゆ・みりん・砂糖を入れ、火にかける。
    沸騰すれば中火にし、あくを取りながら10分間ほど煮る。
  5. 煮汁が程良くなくなるまで煮て、器に盛る。
  6. 柚の皮を千切りにして、天盛りにする。

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