● 健保だより 99年10月号
| ・あなたがつくる 自分の健康 | ・１０月分から保険料は新しい標準報酬月額で負担 | ・介護保険 |
| ・保険料とその納め方 | ・第１６回ＨＳＡソフトボール大会 |
健康保険組合等の関係機関では、毎年１０月を健康強調月間と定め、被保険者とその家族の健康づくりに関する事業を
展開しています。各種事業を通じて自らの健康について関心を高め、健康で明るい職場と家庭をつくりあげることを目的としています。健康強調月間は今年で３４回目を迎え、「あなたがつくる 自分の健康」をスローガンに「取り組もう 無理せずできる健康習慣」「めざせ！一日一万歩」「心の健康 まず職場から」「歯を健康に ８０歳で２０本」「エイズ あなたの理解で予防と共生」をサブスローガンに掲げ、健康づくりに向けた事業を実施します。
自分の健康は自分でつくるものです。これを機会に自分の健康を見直し、積極的に健康づくりにとりくんでください。
○ 取り組もう 無理せずできる健康習慣
生活習慣病を予防するために現在の生活を見直し、適度な運動、バランスのとれた食事、十分な休養など健康にとって好ましい生活習慣を身につけましょう。 しかし、はじめから無理はしないこと。無理をしない範囲で少しずつ、習慣にしてしまうことが大切です。○ めざせ！一日一万歩
歩くことはいつでも、どこでも、だれでもできる手軽な運動です。仕事の帰りは一つ手前の駅で降りて家まで歩く、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を利用するなど日常的に歩くチャンスを積極的に活かすようにしてください。健康を保つためには一日一万歩が理想といわれています。○ 心の健康 まず職場から
現代はストレス社会といわれています。ストレスの解消には、旅行にいくとか、趣味を持つ、運動をするなどの方法がありますが、１日の大半を過ごす職場を明るく、快適な雰囲気の場にするよう事業主と社員が一丸となって心がけることが必要です。普段から職場内でも話し合えるような体制を整えるよう努力しましょう。○ 歯を健康に ８０歳で２０本
どんな食べ物でもおいしく食べるためには、自分の歯が２０本以上揃っていないと難しいといわれています。８０歳になっても自分の歯を２０本は保ちたいものです。 そのためには、虫歯や歯周病などを予防するために、若いころから正しい歯磨きの習慣を身につけるなど、歯の健康管理を心がけていくことが大切です。○ エイズ あなたの理解で予防と共生
エイズ患者、ＨＩＶ感染者の数は現在も増え続けています。エイズ問題は他人事ではありません。私たちのごく身近な問題としてとらえる必要があります。正しい知識を持ち、一人ひとりが確実な予防法を実行してください。そして、患者、感染者に対して偏見をもつことがないよう、エイズを正しく理解し、考えていきたいものです。・新しい健康保険組合事務局の体制
永年にわたり勤務されていました高橋聡子さんが６月に結婚を機会に退職され、その後任として８月１日から阿部智子が勤務いたしております。
１日も早く慣れるよう頑張っておりますので、宜しくお願いします。
当組合は、皆さんや家族の方が業務外の病気やけがで受診したときの医療費、各種現金給付費、老人医療費の拠出金、また病気の予防、健康づくり等の事業を行っています。
これら事業の財源は、皆さんと会社（事業主）から毎月納めて頂いている保険料です。◆標準報酬にあてはめて決定
保険料は、標準報酬という標準になる月額を定め、皆さんの給料をこれにあてはめて保険料や傷病手当金、出産手当金の計算ができるようになっています。
◆定時決定（算定基礎届）
皆さんの標準報酬は、毎年１回事業主から提出される算定基礎届により５月・６月・７月に支払われた給料を平均した額をもとに標準報酬月額表に当てはめて決められます。
決められた保険料は原則として、その年の１０月１日から翌年９月３０日までの１年間適用され毎月の給料から差し引かれます。
当組合の健康保険料率は現在８５／１０００で、皆さんと会社が折半で負担し、ボーナスからの保険料は徴収しておりません。（保険料の計算例）
※標準報酬月額等は事業主から通知されることになっております。
５月６月７月３ヶ月間の給料の平均額が２５０,０００円の場合
標準報酬月額 ２６０,０００円で１７等級となります。
１ヶ月の保険料 ２６０,０００円×８５／１０００＝２２,１００円
皆さんと会社が毎月１１,０５０円ずつ負担◆保険料の控除は１１月から
保険料の控除は、当月支払われる給料から前月分の保険料を控除することとなっていますので、新しく決定された標準報酬月額による保険料は１１月に支払われる給料から控除されます。
◆随時改定された方
昇進などで毎月もらう給料に大幅な変動（２等級以上の差）があったときはその都度標準報酬月額が改定されますが、８月、９月、１０月のいずれかの月で改定された場合と７月１日以降に入社された方は、定時決定は行わず原則としてそのまま翌年の９月３０日までの標準報酬月額となります。
前回、７月号に引続き「介護保険」についてお知らせします。
未だ不明なとこが沢山あり、限られた情報の中ですが当健康保険組合での介護保険料はいくらになるかを推計してみました。
介護はだれもが直面する問題です。介護を社会全体で支えるために、原則として加入する方みんなが保険料を納めます。
６５歳以上の方と、４０歳から６４歳までの方とでは異なります。◎40歳から～64歳まで（第二号被保険者）の場合
●保険料の納め方
医療保険の保険料として一括して納めます。●保険料（計算の仕方や額は、加入している医療保険によって異なります）
健康保険・共済組合に加入している場合 国民健康保険に加入している場合 ・保険料は給料に応じて異なります。
・保険料の半分は事業主が負担します。
・サラリーマンの妻などの被扶養者の分は、加入している医療保険の被保険者が皆で負担するので、新たに保険料を納める必要はありません・保険料は所得や資産等に応じて異なります。
・保険料と同額の国庫負担があります。
・世帯主が、世帯員の分も負担します。◎介護保険の財政
介護保険の費用は、利用者の負担を除いた分を、半分税金で負担し、残り半分を保険料で負担します。高齢者の方には、住んでいる市町村の介護サービスに必要な費用の約６分の１（１７％）を所得に応じて保険料として分担していただくことになります。
・当健康保険組合における介護保険料率は１，０００分の８．５前後か？
平成１２年度、全国で必要とする介護費用から試算すると第２号被保険者の保険料額は、平均１人１ヶ月２，６００円位と言われています。
これを当健康保険組合の、４０歳から６５歳未満の被保険者及び被扶養者数、納付対象被保険者の平均標準報酬等を基礎に計算すると１，０００分の８．５（事業主と被保険者とで折半）となります。
・第１６回ＨＳＡソフトボール大会
例年１０月に開催している「ソフトボール大会」ですが、今年はグランド確保の関係もあり、８月２１日（土）豊平川雁木健康公園に於いて、北海道コンピュータ関連産業健康保険組合協賛のもとに開催されました。
お盆を過ぎたとはいえまだ残暑の厳しい中、参加チーム１０社の約１５０名の面々は運動と酷暑による発汗に耐えながら白熱した試合を繰り広げ、一球・一打に一喜一憂しておりました。
来年の大会に向けて、リベンジに燃えているチームもあるかと思いますが、日頃の運動不足やストレス解消･･･、参加者にとってはよい気分転換につながったのではないでしょうか。
また、ソフトボールに参加しながらも、テントを張ったり、バーベキューを楽しむアウト・ドアチームも現れ、思い思いに一日を満喫していたようです。
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